禁酒を始めて、「やたら体が重い(だるい)」のに、「やたら眠い」という、矛盾した状態に陥っていませんか?
僕も仕事中、デスクで眠気をこらえるのが本当に辛かったです。頑張って禁酒しているのに、体調が悪いと「このままでいいのか」と不安になりますよね。
この「だるくて眠い」状態は、体の重要な機能が回復のために「調整中」であるサインだと考えられています。この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- だるさと眠気を同時に引き起こす2つのメカニズムがわかる。
- 僕が実践した、エネルギー補給と質の高い睡眠を両立する対策がわかる。
- 日中の眠気を軽減し、仕事の集中力を維持するための具体的な方法がわかる。

「眠い」と感じるのは、体が回復を求めている証拠です。正しい対策で、この調整期間を乗り越えましょう!
だるさと眠気の正体は「エネルギー代謝の低下」と「脳の調整」
禁酒による「だるさ」と「眠気」の同時発生は、主に2つの要因が絡み合っているとされています。
体内時計とエネルギー代謝がアルコール依存から回復しようとする、最も辛い「調整中」のサインだと考えられます。
- 代謝のストップ: アルコール分解で消耗したビタミンB1が足りず、糖質をエネルギーに変えられない状態が続くことで、脳が「エネルギーが足りないから休め」というシグナルを送り、だるさと強い眠気を引き起こす。
- 睡眠の質の低下: アルコールで乱れていた睡眠リズムが調整される過程で、夜間に深い眠り(回復)を得られず、日中にその反動として眠気が襲ってくる
つまり、体は昼夜を問わず「エネルギー切れ」と「回復不足」という深刻な状態にあると考えられます。
僕がこの状態を乗り越えるために実行した対策は、この2つの根本原因を同時に解決することに焦点を当てました。
対策 | 狙い | 僕の体験談 |
---|---|---|
対策① 代謝の根本回復 | エネルギー生成を助け、日中のだるさと眠気を防ぐ。 | 納豆を毎日食べ始めてから5時間の集中力が続いた。 |
対策② 睡眠の質向上 | 夜にしっかり回復することで、日中の眠気の原因を断つ。 | 寝る前のルーティンで入眠時間が半分以下になった。 |
対策③ 脳の活動時間調整 | 自律神経を整え、疲労感を軽減し、日中の効率を高める。 | 冷たい水や深呼吸で仕事中の眠気を5分で回避できた。 |



僕は、「だるい」も「眠い」も、エネルギーと睡眠の質という2つの問題を同時に解決することで根本的には改善できました。
対策①:最優先は「エネルギー代謝の根本回復」(B1と食事)


どちらの症状も、「体がエネルギーを効率よく作れていない」ことが根本的な原因です。
特に、アルコール分解で大量に消費されるビタミンB1の不足は、日中のだるさと眠気の最たる原因だと言われています。
僕がこのダル重い状態を脱出できた最大の要因は、このB1を意識して補給し、エネルギーを効率よく回せる体を取り戻したことだと考えています。
行動 | 理由 | 僕が意識した点 |
---|---|---|
納豆/豚肉を毎日摂る | B1を継続的に補給し、エネルギー回路を再起動する | 納豆を毎日食べることを習慣化しました。継続は力です。 |
炭水化物を減らしすぎない | B1は糖質をエネルギーに変える鍵。適度に摂らないとB1を活かせない | 極端な糖質制限はやめ、玄米など質の良い炭水化物を選びました。 |
サプリメントを活用する | 食事だけで足りない日や即効性が欲しいときの選択肢。 | 僕が実際に使ったサプリをここで紹介予定… |
- 豚肉(特にヒレ肉やモモ肉)
- うなぎ
- たらこ
- 玄米・胚芽米
- 大豆製品(納豆など)



「だるい」も「眠い」も、B1補給でエネルギー代謝を立て直すことが最優先の即効薬です。
対策②:睡眠の質を上げ「日中の眠気」の反動を防ぐ


アルコールは入眠を早めますが、睡眠の質(特に深いノンレム睡眠)を低下させる言われています。
禁酒後は、乱れた睡眠リズムを体が調整しようとするため、夜の睡眠が浅くなり、その代償として日中に強い眠気が襲ってくるとされています。
夜にしっかり体を回復させることが、日中のだるさ・眠気を防ぐ最大の対策になります。
行動 | 理由 | 僕が意識した点 |
---|---|---|
寝る前のルーティン | 脳に「寝る時間だ」と覚えさせ、入眠までの時間を短縮する。 | 寝る90分前にお風呂に入る、温かい飲み物を飲むなど、簡単な儀式を作りました。 |
寝る前のスマホ禁止 | スマホの光(ブルーライト)が睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を抑制すると言われています。 | 枕元にスマホを置くのをやめ、代わりに読書をするようにしました。 |
寝る4時間前のカフェイン禁止 | カフェインの覚醒作用は長く持続し、睡眠の質を低下させます。 | 14時以降は緑茶やコーヒーを飲みませんでした。介護職なので特に注意しました。 |



夜にしっかり回復すれば、日中の眠気は自然と消えます。寝る前のスマホをやめるだけでも大きな変化があります。
対策③:自律神経を整える「心の余裕」で疲れを溜めない


僕が禁酒を続けて実感した最大のメリットは、精神的な余裕が生まれたことです。
飲酒時は自律神経が乱れ、常にストレスホルモンが分泌されがちですが、禁酒と栄養補給で脳が安定すると、感情のコントロールが容易になります。
この「心の余裕」が、無駄なエネルギー消費を防ぎ、結果的にだるさや眠気の軽減に繋がると考えられます。
- 軽い運動:ウォーキングなど、息が上がらない程度の運動は、自律神経を整える効果があると言われています。僕も出勤前の軽い散歩を取り入れました。
- 「仕方ない」ルール:「禁酒失敗した」「体がだるい」ときも、自分を責めずに「仕方ない、次に行かそう」と割り切るマインドセット。この心の余裕が、無駄なストレスによるエネルギー消耗を防いでくれます。
冷静な仕事対応(心の余裕):理不尽な理由で利用者さんに怒られたときも、感情的にならず「聞き流しながら、冷静に対応できた」のは、精神的な余裕が生まれた証拠です。
この心の余裕が、無駄なストレスによるエネルギー消耗を防いでくれます。
仕事中の眠気への即効対処法:日中の眠気が限界に達した際に、僕が職場で試した5分間の対策です。
- 冷たい水を一気に飲む:給水所でコップ一杯、一気に飲み干す。胃から脳への強い刺激が加わり、一時的に覚醒しました。
- 換気と深呼吸(5分間):誰もいない場所で窓を開け、新鮮な空気を吸いながら「4-7-8呼吸法」を5セットだけ行う。午後の強い眠気を乗り切るのに役立ちました。



心と体の余裕を作ることが、長期的かつ根本的にだるさと眠気を解消する秘訣です。
まとめ
禁酒中の「だるさ」と「眠気」は、あなたの体が回復しようと必死に頑張っている証拠です。
僕も介護職として、体が重く、眠気で集中できない辛さを知っていますが、B1補給と睡眠ルーティンという2つの対策を続けることで、この辛い時期を乗り越えることができました。
大事なのは、自分を責めず、回復を最優先にすることです。
だるさが改善されたら、次は自己投資なんかに時間をあてるのもいいかもしれません。禁酒することで、お金っと時間の余裕が生まれます。
僕たち20代後半〜30代の介護職にとって、だるさの解消は将来の不安解消に直結します。
禁酒で生まれた時間と余裕を、僕がどのように投資や自己成長に繋げているかは、【禁酒の効果】禁酒は最高の自己投資だった!お金と時間でスキルアップする方法で紹介しています。


僕が禁酒でできた時間とお金でやっているのが、投資・資産形成です。始めた理由は、年金だけでは老後に不安があったこと、実質賃金が30年低下している等いろいろと将来に不安があったからです。
今の僕の目標は、安定して月10万円を投資に回し続けることです。
路上で寝るような浪費癖を直すためにも、お金の管理は必須です。失敗も多いですが、僕と同じようにお金や時間に余裕がないと感じるなら、スマホで5分でできる簡単なことから資産形成を始めませんか?
詳しくは、【禁酒の効果】貯金だけじゃもったいない!浮いたお金で始める、未来を変える「投資」の話で紹介しています。





僕も、完璧な禁酒はできていません。でも、「納豆を食べる」「自分を責めない」という小さな工夫で、自己肯定感を保てるようになりました。あなたも、自分に優しく、少しずつ変化を起こしていきましょう。
コメント