「お酒をやめて、なんだか手持ち無沙汰だ…」
「毎日暇だなー。暇だと酒飲みたくなる…」
そう感じていませんか?仕事が終わって家に帰り、晩酌をしない夜は、ポッカリと穴が空いたように感じてしまう。これまでお酒に費やしていた時間が、どうにも埋まらない。
こんにちは。僕も禁酒を始めたばかりの頃は、まさにその状態でした。「暇だなあ…」と感じるたび、「一杯だけなら…」と心が揺らいだこともあります。
でも、その「暇」の正体を知ることで、お酒に頼らない自分になれると気づいたんです。
- なぜお酒をやめると「暇」になるのか
- 暇なときに酒がほしくなる理由
- 今すぐ実践できる暇な時間の対処法

「暇」は、禁酒を続ける上での最大の敵ではありません。むしろ、新しい自分になるためのチャンスです。その正体と向き合ってみましょう。
この記事の結論
まず、この記事で一番伝えたい結論を3つにまとめました。
- 「暇」の正体は、習慣の穴。
- 「暇」は、お酒を飲まない新しい自分になるための準備時間。
- 「暇」を埋めるには、小さな行動から始めるのが最も効果的。
禁酒を始めて感じる「暇」は、決してネガティブなものではありません。
これまでお酒を飲むことで満たしてきた時間や心の空白を、新しい何かで埋めるための貴重なサインなのです。
お酒と時間の関係性とは?
私たちは、日々の生活の中で無意識のうちに「飲む時間」と「飲酒後の時間」を組み込んでいます。
お酒は、単なる飲料ではなく、生活習慣そのものと深く結びついているのです。
- 習慣化された行動: 「仕事終わりにはビール」のように、お酒は習慣と一体化しています。この習慣がなくなることで、時間の使い方に空白が生まれます。
- 思考の停止: 酔うと、人は複雑なことを考えなくなります。ぼーっと過ごす時間も、脳にとっては「時間を使っている」状態です。これがなくなることで、脳が「暇だ」と感じるのです。
- 娯楽の代替: 晩酌は、一種の娯楽やストレス発散でした。その娯楽を失ったことで、心の満足感が得られなくなり、時間をどう使っていいか分からなくなります。
「暇」だと思うと酒がほしくなるのはなぜ?


「暇だなあ」と感じると、「よし、飲もう!」と脳が命令を出します。これは、過去の快楽を求める脳の仕組みによるものです。
- ドーパミンによる快楽学習: 晩酌は、脳にドーパミンという快楽物質を放出させます。この快楽を脳が記憶しているため、「暇」という不快な状態から逃れるために、最も手っ取り早く快楽を得られる「飲酒」を求めるのです。
- 習慣の穴を埋める反射: 習慣的にやっていたことができないと、脳は不安を感じます。その不安を解消しようと、過去の習慣である「飲酒」という行動を反射的に選択します。
「暇」に対する心の対処法(3つのステップ)



「暇だな」と感じた時、衝動的に動くのではなく、まずは心の状態を整えることが重要です。
暇な自分を許す
「何か役に立つことをしなきゃ!」と焦る必要はありません。
まずは、「ああ、今暇だな」と感じている自分を否定せずに受け入れましょう。
「この暇な時間は、新しい自分になるための準備時間だ」とポジティブに捉え直すことが最初のステップです。
行動のハードルを下げる
「今日は読書するぞ!」と意気込むと挫折しやすいです。
そうではなく、「本を手に取って、パラパラめくるだけ」「YouTubeで投資の動画を1分だけ見る」のように、ほんの数秒でできることを目標にしてください。
小さな成功体験が次の行動につながります。
小さな目標については、【禁酒成功への道】小さな目標が人生を変える3つの理由で詳しく解説してます
記録と共有で自己肯定感を高める
禁酒ノートをつけたり、SNSで発信したりして、禁酒している自分を記録しましょう。
「今日は飲まなかった」「新しい趣味を試した」という小さな成功を記録することで、自分の頑張りを可視化でき、自己肯定感が高まります。
SNSで発信することで、禁酒を続けやすくなります。詳しくは、【禁酒が続かない人へ】挫折寸前だった僕がSNSで禁酒を続けられた理由【実録】で紹介しています。
禁酒でできた暇な時間のおすすめな過ごし方


頭ではわかっても、実際に何をすればいいか分からないという方へ。僕が実際に試している暇つぶしを紹介します。
- 読書: これまでお酒を飲んでいた時間に、投資やお金に関する本を読むようになりました。読書は、自分の視野を広げ、新しい知識を効率的にインプットするのに最適です。
- 自己投資: お金の知識を深めるために、FP3級の勉強に挑戦しています。正直、始めたばかりで分からないことばかりですが、人生の役に立つと信じて頑張っています。
- 投資を始める: 禁酒で生まれた時間とお金を使って、実際に投資を始めました。投資信託や配当株投資など、初心者でもできる方法がたくさんあります。
- ブログを書く: 禁酒で生まれた時間とお金、そして知識をブログで発信し始めました。自分の経験が誰かの役に立つと思うと、モチベーションが維持できます。
- 趣味の時間: 僕はアニメを見たり、ゲームをしたりする時間が大好きです。お酒を飲んでいたらできなかった趣味の時間を満喫することで、心の満足度が高まりました。
この中から、あなたが興味のあることを一つでも試してみませんか?
「お金」や「投資」に興味がある方は【禁酒の効果】貯金だけじゃもったいない!浮いたお金で始める、未来を変える「投資」の話がおすすめです。僕が実際に投資を始めるためにしたことなどを紹介しています。


「自己投資」や「スキルアップ」に興味がある方は【禁酒の効果】禁酒は最高の自己投資だった!お金と時間でスキルアップする方法がおすすめです。
僕が実際に挑戦している自己投資のほかにもいろいろな種類の自己投資の方法を網羅的に紹介しています。


まとめ
この記事で一番伝えたかったことは、禁酒で生まれた「暇」は、成長のための新しい「時間」だということです。
暇な時間にお酒がほしくなるのは、過去の習慣がそうさせているだけ。そのメカニズムを理解し、小さな行動から少しずつ新しい習慣をつくることで、お酒に頼らない充実した時間を過ごせるようになります。
何も変わらないのは、行動しないからです。
今日から、たった5分でもいい。お酒を飲まない時間に、何か新しいことを始めてみませんか?あなたの禁酒が成功するよう、心から応援しています。



僕もまだまだ道半ばです。でも、もしこの記事があなたの小さな一歩のきっかけになれたなら、とても嬉しいです。
コメント