ブログ運営を始めたばかりの頃、誰しもが通る道の一つにGoogle Search Consoleへのサイトマップ登録があります。せっかく書いた記事をGoogleに正しく評価してもらいたい、そんな期待を胸に登録を試みたとき、「サイトマップがHTMLです」という赤文字のエラーが表示されたら、とても不安になりますよね。
私も以前、まったく同じ状況に直面しました。原因が分からず、何度も設定をいじっては失敗を繰り返す日々。しかし、一つひとつ原因を特定し、正しい手順を踏むことで無事に解決することができました。
この記事は、当時の私と同じように、このエラーでつまずいてしまった方の参考になると思います。
- Google Search Consoleでサイトマップエラー「サイトマップがHTMLです」が出ている方
- WordPressテーマSWELLとレンタルサーバーのエックスサーバーを利用している方
- 専門用語なしで、エラー解決までの手順を分かりやすく知りたい方
- エラーを解決し、ブログをGoogleに正しくインデックスさせたい方

この記事を読むことで、エラーの原因を理解し、SWELLとエックスサーバーの環境に特化した具体的な解決策を実践できます。この記事を最後まで読めば、必ずエラーを乗り越え、ブログ運営を次のステップへと進められます!
この記事はGoogleサーチコンソールのサイトマップがHTMLですというエラーに対処する記事です。




なぜエラーが起きる?サイトマップがHTMLとして認識される原因
このエラーは、サイトマップが本来のXML形式ではなく、なぜかHTMLページとしてGoogleに読み取られてしまうために起こります。主な原因は以下の3つです。
- サイトマップ生成機能の重複
- パーマリンク設定の不具合
- サーバーのキャッシュ
- サイトマップ生成機能の重複
-
SWELLにはサイトマップを自動生成する機能が標準で備わっています。これに加えて、プラグイン(例:XML Sitemap Generator for Google)も有効になっていると、機能が重複してGoogleが混乱してしまいます。
- パーマリンク設定の不具合
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WordPressのパーマリンク設定は、サイト内の各ページへのアクセスを制御する重要な役割を担っています。この設定が古いままだと、サイトマップのURLが正しく認識されません。
- サーバーのキャッシュ
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エックスサーバーには、サイトの表示速度を向上させるための強力なキャッシュ機能があります。このキャッシュが古い情報(エラーになる前の設定)を保持したままだと、何度設定を直してもGoogleには古い情報が届けられてしまいます。
解決策:5つのステップでエラーを解消しよう


ここからは、実際に私が試して解決できた手順を解説します。
- サイトマップ生成プラグインを無効化する
- SWELLの標準サイトマップ機能を有効化する
- パーマリンク設定を再保存する
- エックスサーバーのキャッシュをクリアする
- Google Search Consoleでサイトマップを再登録する
サイトマップ生成プラグインを無効化する
まず、SWELLの標準機能と競合する可能性のあるプラグインを停止・削除します。
- WordPress管理画面の「プラグイン」>「インストール済みプラグイン」へ。
- サイトマップ関連のプラグインを探し、無効化または削除します。



まずは、WordPress管理画面の「プラグイン」から「インストール済みプラグイン」を開きます。





次に、XML Sitemap Generator for Google」など、サイトマップ関連のプラグインを探し、無効化します。





これで、プラグインの無効化は完了です。
SWELLの標準サイトマップ機能を有効化する
次に、SWELLに備わっているサイトマップ機能を正しく有効にしましょう。
- WordPress管理画面の「SWELL設定」をクリック。
- 画面上部のタブから「機能停止」を選びます。
- 「コアのサイトマップ機能を停止する」という項目のチェックを外します。
- 「変更を保存」をクリック。
まずは、SWELL設定をクリックし、設定画面を開きます。


続いて、上部メニューの機能停止を選択します。


最後に、機能停止設定のWordPressの機能に含まれる、コアのサイトマップ機能を停止するの項目からチェックをはずし、変更を保存します。





これで、SWELLの標準サイトマップ機能を有効化は完了です。
パーマリンク設定を再保存する
続いて、パーマリンクの再設定を行います。
- WordPress管理画面の「設定」>「パーマリンク設定」へ。
- 何も変更せず、画面下部の「変更を保存」ボタンをクリックします。
WordPress管理画面の「設定」>「パーマリンク設定」を開きます。


何も変更せず、画面下部の「変更を保存」ボタンをクリックします。





これでWordPressの内部設定が最新の状態に更新されます。
エックスサーバーのキャッシュをクリアする
- XServeにログイン後、左メニューの「サーバー管理」を開く。
- キャッシュを削除したいサーバーを選択。
- メニュー高速化から、サーバーキャッシュ設定を開く。
- キャッシュを削除したい、ドメインを選択
- キャッシュを削除するボタンをクリック
※キャッシュはサイト高速化に不可欠なため、オフにする必要はありません。古い情報だけを消すのが目的です。
エックスサーバーのサーバーパネルにログイン後、左メニューの「サーバー管理」を開きます。


続いて、キャッシュを削除したいサーバーを選択します。


さらに、下部にある高速化から、サーバーキャッシュ設定を選びます。


キャッシュを削除したい、ドメインを選択します。


上部タブのキャッシュ削除をクリックします。


最後に、「削除する」ボタンをクリックしてキャッシュを削除し、終了です。





キャッシュはサイト高速化に不可欠なため、オフにする必要はありません。古い情報だけを消すのが目的です。
Google Search Consoleでサイトマップを再登録する
上記の手順が終わったら、Googleに新しいサイトマップを読み込ませます。
- Google Search Consoleの「サイトマップ」画面へ。
- 以前登録した古いサイトマップ(
/crash-handle
など)を削除します。 - 新しいサイトマップの追加欄に
wp-sitemap.xml
と入力し、「送信」します。
Google Search Consoleの「サイトマップ」画面を開きます。


エラーが起きているサイトマップを選択します。


続いて、画面右上の「…」をクリックすると、削除するボタンがあるため、クリックし削除します


新しいサイトマップの追加欄に wp-sitemap.xml
と入力し、「送信」します。


新規追加したサイトマップのステータスが「成功しました」であることを確認して終了です。


僕の体験談
このエラーに直面した当時、私は「プラグインのせいだ!」と決めつけて何度もインストールし直したり、WordPressの再インストールまで考えたりしました。しかし、どれも根本的な解決には至りませんでした。
最終的に解決の鍵となったのは、「サーバー側のキャッシュ」だったのです。WordPressの設定を変えても、サーバーが古い情報を出し続けていたことが原因でした。
この経験から、エラーが出たときは、表面的な部分だけでなく、サーバーの環境も確認することの重要性を学びました。
まとめ
このエラーを乗り越えたことで、私はブログ運営に少し自信を持てるようになりました。「エラーは解決できる」という成功体験が、その後のブログ運営の大きな支えになっています。当時は落ち込みましたが、今となっては貴重な学びの機会だったと感じています。
エラーは決してあなたのブログが「悪い」わけではありません。ただ、設定が少しずれていただけ。このエラーを解決したあなたは、もう一歩ブログ運営のプロに近づきました。この経験を自信に変え、あなたのブログをどんどん成長させていきましょう!
今回紹介したステップを一つずつ試してみてください。そして、サイトマップが「成功しました」と表示されたら、思い切り新しい記事を書き始めてくださいね!



あなたのブログが、たくさんの人に届くことを心から願っています。
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